土日は雨が結構降っていたのと、日曜日はゲリラ豪雨だったので携帯が雨に濡れてしまった方もいるのではないでしょうか。
iPhoneのカメラの穴が曇っていたりはしていませんか?
背面カメラでもインカメラでも、カメラ穴が内側から曇ってしまっているのであれば中で水蒸気となった水分が本体内部に充満してしまっているからでしょう。
一番外に近いのが、穴の部分になるのでそこで結露を起こすのででしょう。
内部に水が入っている時は、背面カメラの裏や右下のスピーカーの裏に溜まっていることが多いです。
iPhoneの基板はiPhone11までは右側にiPhone12以降は左側に取り付けられています。
特に上の方から入った水がiPhoneを使用していることで下に垂れてくる時が一番危険です。
コネクタに水が触れて電気が変に通ってしまうとショートの危険性があります。
ですので早めの乾燥が必要になります。
ただ置いていても、防水機能が多少は存在しているので、水が抜けにくいという裏目に出ます。
画面を開けて乾燥させるのが一番ですから、その際にはお早めにご来店ください。
乾いたら大丈夫というわけでもありません。
乾く前に腐食が起きることもあり、基板に苔が生えたように緑色に変色してしまう所も出てくることがあります。
それによって機能が損なわれて、動作に問題が出てくることになりかねません。
主にチップ周辺に起こることから、凹凸を避けたり、力を入れる訳にもいかないので、私共も完璧に綺麗にすることは難しいです。
ですので、水没の際には時間が勝負、早めの対応がiPhoneの生死を分ける結果となることも多いのです。
電源が点かなくなってしまった時には、基板の洗浄から始まり、コネクタの清掃やしっかりした乾燥を行うことで、電源が入るようになることが多くあります。
電源が点いているなら、パーツ交換や清掃・乾燥で改善することもあります。
一番大事にしたいのは乾燥の時間です、早く行うことは出来ますが、基板内部にまで侵入した水が乾いたかどうかまでは見えません。
早く使いたのは分かるのですが、ここは出来るだけ長く取れるようにしましょう。
今日はそんな水没から数日が経った時ですから、何か問題が出ていれば起こり始めていることでしょう。
iPhoneの修理の際には、ご来店お待ちしております。