「音が小さい」と「音が鳴らない」とでは疑う場所も違ってきます。
今回は「音が小さい」ということにフォーカスして故障の原因を探ってみることにしましょう。
iPhoneにはスピーカーが2基搭載されています。
通話などで使用する画面上部の「イヤースピーカー」と、本体右下から音が鳴る「ラウドスピーカー」です。
着信音や動画などのスピーカー状態で鳴る時は基本両方のスピーカーから音が鳴るようになっています。
ですが、通話をした時に相手の声が小さいとなればイヤースピーカー周辺の状態を疑う物になります。
ボリュームを最大にしても遠くから少しだけ聞こえるような状態では、街中などではほぼ聞くことは出来ないのではないでしょうか。
イヤホンやスピーカーモードにすれば通常の音量が出ているとかであれば音の出力先が変わるので問題なく通話が出来るのはないでしょうか。
ここまでくると結構問題の箇所が絞れてきます。
その多くの場合が『イヤースピーカー穴のメッシュの詰まり』です。
穴にはメッシュで塞がれており、水分などを出来るだけ通さない様な仕様とはなっているのですが、汗や皮脂、ホコリや化粧品などで目が詰まってしまうと音が全然聞こえなくなってしまうのです。
メッシュを軽くカリカリしてみると直ったりすることはあるのですが、力が強すぎたりすれば穴が開いてしまいますし、画面側のメッシュではではなく、イヤースピーカー側のメッシュの問題ともなれば分解は必要になります。
まずは状態から見せて頂くことが出来れば改善に向けてご提案出来ることもあるかと思われます。
ご自身で行って壊してしまう前に、スマップル赤坂店までご来店お待ちしております。