長年使っているiPhoneに対して故障の際に良く使われる言葉というのが「劣化」ではないでしょうか。
【劣化とは、物理的変化などにより品質や性能が損なわれたり、技術革新でより優れた製品が出現することにより、性能が相対的に低下する現象である。】ウィキペディアより参照
iPhoneのパーツでも時間経過と共に劣化現象が起きてしまい「経年劣化」で性能が損なわれてしまう事が結構あります。
それでは劣化して来てしまうパーツを今回いくつかご紹介していきましょう。
防水性能
Appleでも経年劣化により防水性能が劣化してきてしまうというのは、HPでも記載があります。
なので完璧な防水というのは、いつでもあるわけではありません。
では買ってからすぐなら大丈夫なのでしょうか?
今までにも購入後1ヶ月程度のお客様が水没でご来店されたこともあることから、必ずしも買ってすぐならば大丈夫というわけでもないので、ご注意下さい。
最近では洗えるスマホ的なのと勘違いしてしまったたり、衛生的にも洗いたくなる気持ちは分からなくもないのですが、普通に水没しますから、除菌シートで軽く拭く程度に止めておきましょう。
画面と本体の隙間は両面テープ的なものでくっついていますが、ここも劣化してくる事により、画面を開けた際にドロドロに溶けていることもあります。汗や化粧品からの影響もあるので十分注意しましょう。
いつも伝えているのですが、iPhoneは防水というよりも耐水程度になります。
水場では使わないようにすることが、一番の水没を起こさない方法です。
バッテリー
劣化といえばバッテリー。
繰り返し充電を行うことで、充電出来る最大容量が減っていってしまうので、例え100%まで充電していても実は初めの頃の80%と変わらない状態で使っているのと変わらない状態だったりもすることがあります。
バッテリーの劣化具合は本体の設定からの確認が可能です。
「設定」「バッテリー」「バッテリーの状態」と進み、「最大容量」が80%を切っていれば交換時期といえるでしょう。
ですが稀に数年使っているのに、数%程度しか劣化していないこともあり、その場合にはバッテリーが壊れてしまっているので、その場合も交換してもよいでしょう。
また重要なメッセージにて「著しく劣化」という表記がある場合にも交換をオススメするタイミングとなっています。
毎日の様に使用しているiPhoneでもそうでなくても、時間は劣化を生む内容であるのは間違いありません。
壊れた所は修理をしてしまえば、それなりに古い機種だとしても使い続けることが出来るでしょう。
新しいiPhoneは結構な値段がするし、今使っているiPhoneでも性能は十分というお客様でしたら、当店で修理を行っていき使っていき続けましょう。