iPhoneも曲がってしまう事はご存知ですか?
大きく くの字に曲がってしまえば、さすが分かるでしょうが1ミリくらいの曲がりであれば結構気が付かないものです。
最近の機種は背面もガラスになっているのですがガラスごと曲がっている事もよくあります。
バックの中・ポケットの中に入れていると徐々に力が加わることで割らずに本体が変形してしまいます。
それにより、画面は本来平らですがアーチ上に曲がってしまいちょっとした衝撃でも割れやすくなってしまう事があるのです。
今回のお客様のiPhone7では本体が少し歪んだことでガラスに影響が出てしまっています。
画面パーツは主に3つで構成されています。液晶・ベゼル・ガラスの3つ。
ガラスはベゼル(プラスチック部分)に接着剤で取り付けられています。
そしてベゼルが、上は爪で、下はネジで固定されています。
なので本体が曲がることによって、まずはベゼルがアーチ状に歪みます。
それにくっついているガラスは取り付いていようとする力と、平らのまま形状を維持しようとする力が働き、だんだんと剥がれてきてしまうのです。
剥がれてしまえば右上の様な跡が残ってしまいます。
フレームの歪みの調整は難しく、フレームは基板が取り付けられているために力技で曲げると基板を破壊するので絶対に止めましょう。
多少削っての調整は可能でしょう。
ガラスが外れると、表示不良やタッチ不良の原因ともなるので、その際には画面修理で直してしまいましょう。
お困りの際にはスマップル渋谷本店へお気軽にご来店下さいませ。